CUBASE オーディオの設定1/DTM入門講座

5 1月

・Cubaseで音を鳴らすには?

Cubaseで音を鳴らすには「内臓のオーディオデバイスを使う方法」と「オーディオインターフェイス」を使う方法があります。
まずオーディオインターフェイスとは何なのかご説明します。

主に下記の2つがオーディオインターフェイスで出来ることになります。

・マイクやギターなど、生音を録音する。
・音を再生する。

ここで疑問に思った方もいるかと思いますが、パソコンにもマイク入力、スピーカーやヘッドホン端子が付いているのでわざわざオーディオインターフェイスを買って使う意味があるのでしょうか?

実はパソコンについているマイク端子等はDTMで使う上ではあまりにも性能が低く、録音しようにもいいマイクは接続できない上、ノイズがのってしまい「きれいな音」とは言い難い音質になってしまいます。

またレイテンシー(遅延)と呼ばれるものが発生します。
パソコンにマイクやギターの音を取り込む際は、原音である「アナログ信号」をパソコンで使うための「デジタル信号」に変換します。パソコンのみで録音する場合は、全てパソコンのみでこのような処理をするため音が遅れて再生されたり、再生時にノイズが出たり、最悪パソコンがフリーズしたりします。

録音の他にCubase上でシンセサイザーを立ち上げ、MIDIキーボードで引いた際に、鍵盤を押してからその音が再生されるまでの遅延も発生するためストレスがたまります。

ただオーディオインターフェイスを使用することで、これらの処理を全てオーディオインターフェイスが行ってくれるので、パソコンの負担がかなり軽減され、遅延、ノイズ等は乗りにくくなります。

結論としてCubase等DAWを扱う上では録音の有無に限らずオーディオインターフェイスはあったほうがいいです。

※オーディオインターフェイス自体にはスピーカーがついていないため、別途スピーカーを用意する必要があります、またはヘッドホン端子があるのでそちらにヘッドホンを付けることで音声を聞くことが出来ます。


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