DTM用語/ソフトシンセ/コンプレッサー/アルペジエーターとは

【ソフトシンセ】

ソフトシンセとは、パソコンのの中でハードウェアシンセサイザーをシュミレートしたソフトの事を言います。最近では、シンセサイザー以外にも、サンンプラー等もソフトシンセという括りに入れる事もあります。ソフトシンセを使うメリットは、ハードシンセと違いパソコンの中にインストールして使うだけなので非常に簡単です。パソコン上では、メモリー内に音色のサンプルデータを読み込みますので、大容量サンプルが扱える関係上音が非常に良いです。太い音で綺麗な音色が多く、選択肢も多いのでお気に入りのソフトシンセを見つけるのも楽しみの一つです。

デメリットは、パソコン内のメモリーを利用するので動作が重くなる場合があります。ソフトシンセを1個や2個なら問題ないですが、複数のソフトシンセを立ち上げる場合はマシンパワーに注意が必要です。再生中に音が途切れてしまう原因になります。ストレスなくソフトシンセを利用したいのであれば、メモリーを増設するなどして最低8GB以上がおすすめです。

【コンプレッサー】

主に録音した波形(音声)に適用するエフェクトの事です。通常はインサート方式で接続します。
コンプレッサーを使うと、音を圧縮する事ができます。バラツキのあるアタック感や、音量差をある程度揃える事ができます。コンプレッサーの種類によってもかかり具合が変わりますので、お気に入りのコンプレッサーを見つけるのも良いでしょう。スタジオで御用達なのが、WAVESのプラグインです。C1コンプレッサーはとても有名です。コンプレッサーには、シュレッショルド、アタック、リリース、レシオ等のパラメーターを調整して好みの音を作ります。特にコンプレッションが掛かり始めるアタックと、コンプレッサーが解放されるリリースの速度は非常に重要です、アタックが早すぎると、せっかくの良さを台無しにしてしまう事があるからです。まずは、シュレッショルドを-8db程度に落として、レシオを2:1、アタックを30〜50ms程度から始めると良いでしょう。
楽器や歌い方によっても、掛け方は変わりますので、自分のなっとく行くまで調整してみましょう。

エフェクトに掛け方の正解はありませんので、ドンドン色々試してみましょう。

 

【アルペジエーター】

アルペジエーターは、一般的にソフトシンセにMIDIプラグインとして利用する事が多いです。
全自動でアルペジオを作る事ができます。鍵盤を押している間、自動的に分散してアルペジオを演奏してくれます。アルペジオのパターンも複数用意されているので、このみのパターンを利用します。
アルペジエーターの種類によっては、自分好みのアルペジオを作る事も可能です。
クラブ系のサウンドでアルペジエーターは必須ですので、使い方をマスターしましょう。

ただ細いニュアンスのフレーズ等は、そのままMIDIデータとして入力した方が良い場合もありますので、曲によりマッチする方を選択しましょう。

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